もっといいモノができるんじゃないか
最初に浮かんだ思いでした。
釣具屋さんで初めて鮎タイツを見たのが 2017年の6月。
そこから、知人を通して紹介してもらったベテランの鮎釣り師と一緒に開発が始まりました。
最初は、現在使用している鮎タイツでのお困りごとをピックアップしていきました。
・フロントファスナーのエンド部(股)が破れる
・既成サイズだとうまくサイズが合わないので我慢して着用している
・修理が簡単に出来ない など….。
使用頻度で違ってきますが、2~3年で買い替えているとの事でした。
やっぱり、、、
もっといいモノができるんじゃないか!!
と、最初に浮かんだ思いがもっと強くなりました。
そう簡単にはいかない。試行錯誤の連続…。
製造を行う工場は、国内でもトップの技術・品質で信頼もあります。しかし、それはダイビング用のウェットスーツです
最初は、鮎タイツもダイビング用のウェットスーツと同じで大丈夫だろう思い、生産に取り掛かりました。
完成し、見た目的には良いモノが出来たと手応えはありました!
しかし、着用してもらった瞬間にその手応えが落胆に変わりました。
サイズ感が全く合っていません。特に胸~腹囲にかけてだぶだぶでした。
ウェットスーツでのサイズ比率の設計ではダメだと分かり、釣り用のサイズ比率をイチから見つけることになりました。
これが、すごく大変でした。
「トライアンドエラー」
これで大丈夫!と思っても、サイズやデザインが変わればまた合わない。
なんどもなんどもなんども、試していくうちに納得のサイズ比率がでました。
着用する方は、フルオーダーなので「ピッタリ」したものが出来るのは当たり前と思ってる。
しかし、人によって「ピッタリ」という感覚が様々です。
少しはゆとりを持った方が良い方 や ピチっとタイトが好きな方、
インナーが厚手のものを着用する方 や インナーを着用しない方。
様々な「ピッタリ」に合わせなくてはいきません。
だからこそ フルオーダーで作成し、お客様に満足してもらえた時が一番の喜びです!!
これからもサイズ比率は現状に満足せず、多くのお客様に「ジャストフィット」出来るよう進化させて参ります。
デザインやこだわりのディテールは得意分野♪
サイズ比率と同時進行していたものが、デザインとディテールです。
最初に出来上がったものが、これです。
プロトタイプとしてはなかなかのできかなと、じ